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Posted by ミリタリーブログ at

2013年11月27日

四半世紀前に作ったカスタム・モデルガン その1


時はバブル全盛期。
確かMGCからベレッタM93RやウィルソンLEのガスガンが発売されていましたが、まともなブローバックモデルはまだ開発されておらず、いくらBB弾が飛ばせるとはいってもリアリティーを求めるモデルガン・ファンにとっては満足出来るものではなく、まだまだ店頭には色々なモデルガンが並んでおりました。

その頃、ガン雑誌に採り上げられるガンで面白そうなものがあるとモデルガンを加工して作っていたのですが、あるショップに持って行って見せたところ「これ、うちで委託販売してくれない?」ということで置かせてもらうと、バブル景気も手伝って全て短期間で引き取られて行きました。

今から見ると手を加えたい部分が幾つも残っていてお恥ずかしいのですが、このような時代があったということでアップします。

尚、月刊ガン誌は昭和40年後半から毎号持っていましたが、あまりの量だったのでほんの数冊を残し手放してしまいました。なのでベースとなったガンが分からず曖昧な説明しかできません。また、銀塩カメラ時代でマクロレンズも持っていなかったので加工箇所のアップがなく分り辛くて申し訳ありません。

さて、それでは先ず今回はリボルバーから紹介致します。




こちらはガン誌に載っていたもので、確か「ポピール・ピストル」とかいった名のカスタムガン。たしかフランス人(名前からして)がS&W Kフレーム(M10かM13)のバレルを短くし、バレル上面に3ポート×2ラインでガスポートを開け、グリップ部分下部も切り詰めたカスタムガンでした。エジェクターロッド先端を固定するロッキングボルトがありませんので、ヨークのバレル下部と触れ合う部分にボールを埋め込んであります。
コクサイのM10を使って作製。後は再ガンブルーと表面塗装を残すのみの加工途中の画像です。
















CMCのチーフスペシャルをセンチニアルに作り替えたものと並べた画像です




コクサイのM10 2インチと並べた画像です




次はS&W M586 3インチモデルです。








MGCの6インチのモデルガンをベースにバレルを3インチに。切り詰めただけだとバレル側面の「Smith & Wessom」と「357 MAGNUM」の文字が中央に来ないので、その部分だけ切って移動させました。
また、MGCから発売されていたM586&M686はグリップ部がスクエアー・パッドだったのでラウンドパットにするため、一端滑り止めの入ったバック・ストラップ後部と前部を薄く残し、側面をラウンド・パッドサイズに整形した後、グリップサイズに合わせて熱で曲げて加工してありますので、違和感なく出来上がってます。  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:43Comments(4)素材・工具・加工モデルガン