2019年08月08日
タナカP228のバルブ解除タイミングをずらす
前にタナカP228のHWモデルとABSモデルとを比べると、やはりHWの方はスライドが重くて動きに元気がなく(当たり前だけど)、
スライドのみABSに交換したというのを書きましたが、タナカP226HWモデルはほぼ同じ設計なのにわりと元気良くブローバックする気がしておりました。
昨日、たまたま両方のスライドを外して見ていたところ、P226の方がマガジンのバルブの開放時間が長いのに気が付きました。
P226とP228のスライドの移動量は同じで、ブローバック・エンジン自体は同じものと思われるので、P228の方はスライドが完全に後退する前にガスがカットされるために動きが今ひとつなのかと思い加工してみました。
ハンマーが落ちてマガジンのバルブが押されてガスが噴出するのですが、そのバルブを押さえ続けるバルブ・ロックというパーツがマガジン側にあります。
そのバルブ・ロックを解除させるバルブ・ロック・レリーズというパーツがフレーム側にあり、スライド内の傾斜面によって押し下げられて解除されます。
その傾斜がP228の方は早く始まるいのですが、P226の方は最後の方まで始まらず、バルブ・ロック・レリーズをP228に比べて遅く押さえるようになっています。
加工後に試射したのですが、確かにブローバック時のスライドの動きが若干鋭くなり、 「パンッ!」 という音自体に変化がありました。