2015年08月18日
これだから MADE IN CHINA は……。Part2
前回、ガタツキとプランジャーの飛び出しを修正したPRIタイプ・フォールディング・サイトですが、サイトインを済ませたところ、元々レールの幅の関係でサイト本体が微妙に左寄りになっていたので、サイト・リーフが少し右に寄るのは分かるのですが、それ以上にサイト・リーフが右寄りになりました。
よくよく見たところ、サイトリーフ自体が左に傾いているので、より大きく右側に寄せないと覗きこむ穴が中心に来ないようです。

そして右側にある左右調整用のノブを見て下さい。傾いて付いていますが、これは本来、サイトリーフを左右に動かすためのスクリューにもっと深い位置(左寄り)で固定されていなければならないのですが、少し外側にピン止めされており、クリックのためのスプリング&ベアリングの力で押されてこのように傾いてしまっています。
という事でスクリュー全体を左側に寄せてノブのガタツキを減らすために、ワッシャーを薄く削ってスクリューにはめて組み直してみました。

するとどういうことでしょう……。
サイトイン後に気がついたのですが、何故かサイトリーフの傾きが減り、位置がほぼ中心に来るようになってました。
なんでこうなったんだろう?
さすがMADE IN CHINAです……。

2015年08月10日
これだから MADE IN CHINA は……。

ヤフオクでPRIタイプ・フォールディング・サイトを落札しました。
もちろん中華なので、届いてチェックするまでは安心できません。
で、先ずは思ったとおり?手持ちのM4(VFC製)に装着したところガタつきました。これは挟み付ける片側のパーツの一部を薄く削って移動幅を増やして無事解決。
加工後、フロント/リアとも装着し、倒していたサイトを「カチッ!」と起こすと、フロント・サイトのサイト・ポストの回転を止めるためのプランジャーとスプリングがすっ飛んでいきました。
部屋中を探して見つけ出し、組み込んでみたところ、プランジャーとサイト・ポストがわずかに触れている程度なので、ショックを与えると外れて飛んで行ってしまいます……。

という事で早速修正です。
プランジャーの穴とサイト・ポストのネジ穴が遠い(下の画像左側参照)のが原因なので、マグプルCTRストックのバットプレートのネジ穴修正のときに使った真鍮製の受けを使ってネジ穴の移動をすることにしました。
プランジャーの穴に近づくように、元のネジ穴(下の画像左側)からずらして穴(下の画像右側)を開けました。

真鍮製の受けを手頃なネジにねじ込んで、エポキシ接着剤をたっぷり付け、上から叩き込みました。

一日置いて完全に硬化させてから組み込んだところ、無事定位置に持ってくることが出来ました。

上から二枚目の画像と比べてみてください。

2015年08月03日
グロック19のマグが使えるグロック17

YouTubeで気になる動画を上げている人を幾つもチャンネル登録しているのですが、その中の「Polenar Tactical」は、P226を操る姿が見られるのでお気に入りです。

さてさて、今回はP226ではなく、グロック17のお話。
その「Polenar Tactical」の「Glock vs Sig | Pistol Challenge」で、グロックシューターがP226を撃ち、P226シューターがグロックを撃つというのがあったのですが、そこに出てくるグロック17はグリップ部分がカットされており、グロック19のマグが使えるようになっていました。
そこで思い出したのですが、2006年12月号の「アームズ・マガジン」に、同じ仕様のBOWIE TACTICAL CONCEPTS,LLCのカスタム・グロックが記事にあり、それを読んで直ぐにKSCのグロック17で作った事がありました。




これを作ったのが今から9年前かぁ……。