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2018年02月16日

2017年11月18日

象牙の経年変化風色染め?





その昔、自宅から1.5kmほどの離れた所にSAAが得意な 「長興」 というショップがありました。その頃はワシントン条約で象牙の取引は禁止されておらず、本象牙のGM用やSAA用のグリップがゴロゴロと展示、販売されていました。

そのショップで 「経年変化で黄色がかった象牙の作り方」 を教えてもらったことがあったのですが、タナカ380オートに付けてあるアイボリーグリップが白すぎたので試してみることにしました。

付けているグリップは 「キャロム 380オート・アイボリースーパーポリッシュ/改良型」 で、トイガンメーカーがアイボリーグリップ付きで製造しているモデルのようなクリーム色単色の樹脂で作ったものではなく、よく見ると本物の象牙(私は象牙に詳しくなくよくは分からないのですが)の様に層状と言うか繊維状というか縞になっているのが分かります。

「これなら教えてもらった方法で染み込んでくれるかも?」 ということで、我が家で唯一タバコを吸う次男のベランダにある吸殻入れを漁り、まだ燃えていない部分のみ取り出してお湯に浸して 「染料」 を作り、とりあえず半日だけ(寝ている間に思ったよりも濃く染まると怖かったので)漬け込んでみました。今から思うと片方だけ漬けて 「使用前使用後」 を見比べればより変化が確認できたのですが、若干黄色く染まったように思えます。











  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:02Comments(2)ガン・アクセサリーガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月12日

タナカ 380オート作動・命中精度UP!





前回書きましたように今回は作動関係と命中精度関係を触りました。

先ずはバレル周りを完全分解してビックリ! マルイのガンなどはインナーバレルに溝が掘ってあり、ラバーチャンバーには 「返し」 の様な段があり嵌まり込むようになっていますが、このタナカの380オートはただ差し込んであるだけで、その上にホップの段のある辺り(全体の1/3ほど)はただ面と面が触れているだけというもの……。
これでは気密性が保たれ無いのでシールテープを巻きました。







また、インナーバレルには溝があり、そこにCリング(画像黄緑色パーツ)が入れてあります。ラバーチャンバーを組み込んだインナーバレルをバレルハウジングに差し込み、その後にバレルストップリング(画像青色パーツ)でCリングを後ろに押さえつけて固定するようになっているのですが、隙間があってグラグラだったのでシールテープをCリングにまで巻いて組み込んだところグラつかなくなりました。

また前回試射した時ですが、ホップ最弱にしたのにも関わらず数発に一発フライヤーが出たのでホップアップアジャスター(画像赤色パーツ)を取り去って組み込みこんでみました。




お次は作動面なのですが、撃っていて気が付いたのはマガジンを装填し、マガジンベースを指で抑えて前後させると少しガタツキがあり、上向き(スライド側)に押し込むと更に大きなガタツキがあります。いっぱいに上へ押し込んで撃つとブローバックはしますが途中でスライドが止まってしまいます。

握った時に小指がフレームから飛び出たマガジンベースを押さえるかたちになるので、それがブローバックしているのにBB弾が送り込まれなかったり、送られても発射されなかったり、ハンマーが起きなかったりするのかも?と思い、フレームとマガジンの間に紙を折って挟み込み、ガタつかないようにして撃ってみると上記のトラブルが起こらなくなりました。




そこでマガジンキャッチがギリギリで掛かった位置に固定すれば良いということで、フレーム底部前面のマガジンベースが収まる凹部を1mm弱嵩上げしたところ、ゆっくりマガジンを差し込んでいき「パチッ!」っとマガジンキャッチがかかった後びくともしなくなり、紙を挟み込んだ時のようにトラブルもなく撃ち続けることが出来るようになりました。
しかし季節柄かフルロードしたマガジンを撃ち終えた後にスライドストップが掛かったり掛からなかったりします……。 







さてさて、その後に初速を測ったところこれまたビックリ!!ラバーチャンバーをシールしたお陰で初速が平均で約6%アップし、シール前はバラツキが11.6%あったものがシール後は3.8%まで縮まりました。

シール&マグ位置調整前




シール&マグ位置調整後




そして集弾性をみようと撃ったところ再度ビックリ!!!0.2gBB弾で試した時はやはり散り気味で、その上に加工前は狙った所に当たったのですが、今回は4cmほど上に集まりました。初速が遅かったので試すつもりはなかったのですが、0.25gBB弾で撃ったところバッチリ狙い通りの所に集弾し、それもかなりまとまりました。

シール&マグ位置調整前
左側は5.5mから、右側は4mmから




シール&マグ位置調整前
0.2g、0.25gとも5.5mから




今回のタナカ 380オートは一旦ここで終わります。
さてさて次回は何になるでしょうか……。  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:07Comments(0)ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月11日

タナカ 380オートのフルストローク化・その5





さてさて、フルストローク化が終わりましたので実射です。が……。インナーバレルとバレルハウジングがガタガタです。インナーバレルを組み込んだアウターバレルをフレームに組み込み、スライドストップで固定してもガタガタです。これでは好成績がでないような気が……。







まずはいつもの通り、5.5mの距離から真ん中の円を狙って撃ったところ今一つの性能(画像左側)。ホップは最弱にしていますが、ターゲットの間近でフライヤーを起こすことがあります。これはバレルの固定云々ではなく、ホップの問題です。
そこでとりあえず4mから試したところかなりまとまりました。(画像右側)




お次は初速です。このサイズのガン、マガジンにしては初速もまずまずで安定しています。




私の個体だけかもしれませんが、フルストローク加工前から、ブローバックしているのにBB弾が送り込まれていなかったり、送られているのに発射されなかったり、ハンマーが起きていなかったりすることがありました。

明日までには快調に作動するようにしたいと思っております。

to be continued  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:03Comments(0)ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月09日

タナカ 380オートのフルストローク化・その4





フルストローク加工が終わりましたので最後に仕上げをします。板に800番の耐水ペーパーを両面テープで貼り、刻印部分にはマスキングをした後、スライドとフレームの両平面部を磨きます。その後にコンパウンドでピカピカになるまで磨きます。







磨き終わったらテープにてその面をマスキングし、スライドとフレームはイサムカラーのつや消し黒で、バレルはマルシンのモデルガン FN M1910の時に使ったキャロムショットの 「ブラックスチール・スプレー」 を塗装しました。







その後、フロントサイトにはにオレンジペイントを塗り、チャンバー部にはヘアラインを入れたステンレステープを貼り、ハンマーも実銃同様、両側面のガンブルーを剥がしてヘアラインを入れました。








今回の加工をする前はアイボリーグリップを木グリに交換し、サイトをノバックサイトにして、サムセフティ−を大型化し、フレームのグリップ部前後にはチェッカーを入れるつもりでした。










しかし、スライドとフレームの両サイド面をポリッシュし、それ以外をマットブラックで塗装した後にアイボリーグリップを付けると、映画「ダブルボーダー」の主人公のニック・ノルティがバックアップガンとして持っていそうな雰囲気になり 「これはこれで良いよなぁ〜。家にあるガンはマットブラックで樹脂グリップのものばかりだし、これはこれで『拳銃感』があるなぁ。」 ということでこれで完成としました。

「ダブルボーダー」(原題:EXTREME PREJUDICE)




映画毎に出てくるガンを検索できるサイト
「INTERNET MOVIE FIREAMS DATABASE」

INTERNET MOVIE FIREAMS DATABASE:EXTREME PREJUDICE















  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:05Comments(0)ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月07日

タナカ 380オートのフルストローク化・その3





フルストローク化が終わったところで最後の 「スライドストップのノッチと分解用の半円」 を移動させます。

① スライド側面に白い紙を置き、鉛筆でこすって元の形を写します。

② スライドストップの掛かる位置をマーキングします。

③ マーキングに合わせてABS板を貼り付けます。

④ 型取った紙を切り、スライドに貼り付け、それに合わせて削ります。

⑤ ノッチの削れ対策に1mmのピアノ線を約10mm埋め込みました。

これで加工自体は終了です。
次回は仕上げです。







加工前





加工後








to be continued  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:03Comments(0)ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月05日

タナカ 380オートのフルストローク化・その2


先ずはいつもの 「火入れ式」 ならぬ 「ノコ入れ式」 です。これをやると後へは戻れません。(笑)




レールを約5mm短くし、その下のフレーム内側の段も後ろに下げます。これでスライドを実銃と同じ位置まで下げることが出来ます。










しかしこのままでは前回書きました様に、スライドとバレルの段が当たってバレルを組み込むとスライドが後まで下がりません。
そこでバレルのロッキングラグを削り取って、さらに段を後方に作り直します。







これでアウターバレルの問題は無くなったのですが、インナーバレル基部のハウジングが当たってしまうので、こちらも当たる部分を削ってスライドが下がるようにします。







簡単に説明しましたが、これでフルストローク化します。

因みに加工前は、手でいっぱい下げた時にフレームのラインと合わせるとセレーションの三本目まで下がり、スライドストップを掛けると五本目でした。
しかし加工後はセレーションの一本目まで下がり、実銃の位置とほぼ同じになりました。また実銃はスライドストップが掛かった位置から後ろに引ける余裕は1mm程しかありません。







さてさて、これで終わりかというとそうではなく、スライドストップの切掛けと分解用の半円を移動させなくてはいけません。

to be continued  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:10Comments(0)ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月03日

タナカ 380オートのフルストローク化・その1


さて、スライドのフルストローク化に着手します。
先ずはなぜ本来の位置まで下がらないかを見てみると、3つの部分に気が付きました。

1点目は、フレーム側のレールが前に長過ぎて、それ以上スライドが後ろに下がらないということ。




2点目は、スライドの内側に段があり、バレルの段と当たってそれ以上バレルが前に行かないこと。




3点目はスライド下側の後端(リコイルスプリングが入るプラグが収まる部分)が、フレーム内側の段に当たってそれ以上スライドが後ろに下がらないことです。
(画像はレールの短縮化をした後の画像です)




また、当たってはいませんが、バレルの基部下側が上記のスライド下側に当たりそうになっているので、フルストローク化させると当たってしまうので削らなければならないことです。




to be continued  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 13:24Comments(0)ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月02日

タナカ コルト380オートを買った!! 即触る予定!!





コンシールキャリー用としては最低でもオートなら380ACP、リボルバーなら38spl+Pから選びたいところですが、今持っている380ACPのガスガンといえばSIG SAUER P232。

P232はストレートブローバックですが、今では380ACPでもショートリコイルシステムが当たり前。ショートリコイルシステムのメリットは、リコイルが軽くなるということ、リコイルスプリングがストレートブローバックよりも弱いものが使えてスライドが引きやすいということ、380ACP+Pのような強めの弾が使えるということなどが大きなポイントです。

しかし1992年8月号の「Gun」誌を読むとCOLT 380AUTOは上記のメリットこそありますが、工作程度が(工作思考?)悪く、各部のクリアランスがガタガタで、SIG P230、アメリカ製PPK/S、ドイツ製PP/Sと比べるとグルーピングが2〜3倍にもなっておりました。
(まぁ、ガスガンでは関係ないのですけどね)

さて今回購入したのはその「タナカ コルト380オート」 です。
出来ればそれをコピーしたSIG SAUER P238がモデルアップされていれば飛びつくのですが、今回なにげに買ってしまいました。

好きなジャンルのガンなのですが、今まで買わなかった理由は 「設計が古い」 とか 「ボディが小さいのでブローバックに迫力がない」 とかではなく 「スライドストップが掛かった時の後退量不足」でした。

何だかすっごく中途半端に見えませんか?
特に右側から見た時の中途半端にチャンバーの一部が見えるのがどうにも好きになれませんでした。




因みにタナカのもの(上側)と実銃(下側)を比べると下の画像のような感じになります。




で、今回、「これを本来の位置でスライドストップするようにしてやろうではないか!」ということで購入。
想像するに色々とあちこち削らなければならないと思いますが、やってみたいと思います。

尚、このモデルにはタナカの出しているタイプとは別にスライドとフレームを切り詰めた更に小さいタイプの 「Colt Mustang」 があるのですが、その小さいタイプとほぼ同じサイズなのがSIG SAUER P238です。




しかし撃ち易さではタナカのサイズの方で、私が握った場合、小指がやっと掛かる程度なので、切り詰めた方は小指は全くかからず、薬指も十分ではないと想像します。


  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:04Comments(0)ガスガンタナカ/COLT 380AUTO