2019年04月21日
久々にP232を真面目に撃った。

さて、P232が快調に動くようになったので精度を見てみました。
以前に試した時は狙ったところよりも2〜3cm下目に集まっていたのですが、その時はTNバレルを装着していました。
どこのサイトだったか忘れましたが 「TNバレルに交換したら純正バレルよりも着弾点が少し下がった。」 とあったので、今回は純正バレルをでやってみました。
今日は暖かく室温は28度ほどで、マガジンもポケットに入れて温めたところ30度ほどになりました。
先ずは0.2gで5.5mから10発を真ん中の円を狙って撃ったところ、TNバレルの時よりも若干、着弾点が上がった感じです。

お次は0.25gで撃ったところ0.2gの時よりもほんの少し下に集まったような気がします。

このサイズのガンではやはりフルサイズのようなまとまりは無理なんでしょうかね?
因みに試しで懐かしのMGCスーパーグレイツ(0.16g)で撃ったところバラバラに……。

2019年04月20日
P232の元気がなかった原因

前回のPPK/Sの記事のところで書いたP232の元気がなかった原因が分解してみて分かりました。
ピストンカップのヒダのほんの一部(2mmほど)ですがちぎれていたため、BB弾発射後にスライドを後退させる時にそこからガスが漏れ、一発撃つ毎に本来よりもより多くのガスが噴出されていました。
元々マガジンのタンク容量が少なく、さらに表面積も少ないので冷えが早くなったのも要因だったようです。
たまたま買い置きのピストンカップがあったので組み込んだのですが、ピストンカップの素材がマルイのもののような柔らかいものではなく、粘りのない硬いものなのでちぎれたりしやすいのかもしれません。
下の画像はそのピストンカップを外したものなのですが、固くてちぎるようにしないと外せませんでした。

2019年04月18日
PPK/Sを今まで買わなかった理由

P232を久々に引っ張り出してきたついでに初速や精度を見るために20マガジン分ほど撃ったのですが、室内温度がまだ15度ほどだったのもあったのか、マガジンをスボンのポケットで温めながら撃ってもマガジンキャパシティ分の12発を連射すると最初と最後では 「元気さ」 の違いを感じ、一度はスライドの後退量不足で2〜3発バーストすることもありました。う〜ん、こんな調子だったかなぁ……。
そこで「同じぐらいのサイズのガンでもうすこし元気良く動いてくれるのはないのか?」 と考えたのですが、ベレッタM84はダブルカーラムでグリップ周りが大きい (だいたい高価すぎる) し、ベレッタM1934はクラシックすぎるし……。
ということで思いついたのがマルゼンのPPK/S。
クラシックの部類に入るかもしれませんが、DA/SAアクションでマグキャッチがトリガー近辺に付いているのである意味現代的。
まぁ実銃の話ですが、今どき380ACPのガンでもショートリコイル方式なので380+Pが撃てるのが当たり前で、その点ではクラシックかもしれません。
さて、このサイズのカテゴリーも大好きな私がPPK/Sを今まで手にしなかった理由があります。
それは私の場合、デザイン上このガンが撃ちにくいという点です。
P230/P232はギリギリ大丈夫なのですが、PPK/S(PPもPPKも)では人差し指と親指の間の「V」の所(水掻き部分の後ろ)がブローバックで前後するスライド下部と擦れるんです。
下のYouTube動画の8分辺りほどではありませんが擦れます。
そこで数年前からニューモデルとして発売され (実銃の話ね) ているPPK/Sはそれを払拭するためにビーバーテイル化されているのですが、どうもデザイン的に微妙……。
「人とは違うのを持ちたい」とか「工作好きなので作ってみたい」という欲望はあるのですが、やっぱりデザイン的に気に入るかどうかってのがあり購入に踏み切ることが出来ません。

そういえばマカロフって手もあるな……。
タグ :実銃
2019年04月14日
KSC SP2340/SP2009のホルスターを出品しました。
前回記事にしましたKSC SP2340/SP2009用のカイデックス・ベルトスライドホルスターですが、もう一つ作る予定ですので出品致しました。
尚、マガジンも複数手に入れてしまったので、その内の一つを出品致しました。
宜しければご覧下さい。
KSC SIGPRO SP2340 / SP2009 用 カイデックス ベルト スライド ホルスター
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f342904440
KSC SIGPRO SP2340 / SP2009 用 マガジン Magazine
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p681275290














2019年04月13日
SIG P230&P232のトリガーの戻り

「 P230&P232のトリガーの戻りは弱ぁ〜い!!」 「 でしょ?」
ということで触ってみました。
P230&P232のトリガーを引いてハンマーが落ち、スライドがブローバックしてハンマーが起き、次弾を撃つためにトリガーを戻すときに 「あれ?トリガーを戻すスプリングの力が弱くない?」 って感じます。
特にダブルタップしたときには「指の動きにトリガーの戻りが着いてきてくれるのか?」という不安をいだきます。
多くのDA/SAオートは、トリガーをレストポジションに戻すためのスプリングをトリガーをフレームに留めているピンと一緒に固定しているものが多く、トリガーにその力がダイレクトに伝わります。

しかしP230&P232の場合、トリガーバーを上に上げる力(スライドの前後でシアーをディスコネクトさせるため)と、トリガーバーを後方に押してトリガーをレストポジションに戻す力の2つを一本のスプリングで行っています。

そこで後方に押す方の力を増すために曲げてやろうというものです。
既に曲げてしまって元々の画像が無いのですが、これでかなりシャキッとトリガーが戻ります。

因みに私のP232は発売されて直ぐのものなので改良されているかもしれませんので、もしもチャレンジされる方は自己責任にてお願い致します。
2019年04月10日
SIG SP2340をまたまた少し触ってみました

YouTubeを見ていると、SP2022に 「ハンニバル・アジャスタブル・トリガー」 なるものを組み込んでいる動画がありました。
https://gallowayprecision.com/sig-sauer/sp2022/the-hannibal-adjustable-trigger-for-sig-sp2022-pistols/
ガンの精度を見るためにじっくりターゲットを狙って撃っているとトリガーアクションに敏感になり、KSCのSP2340もトリガーを引いて行ってハンマーが落ちた後の 「引ききるまでの遊び」 が気になっていたので早速着手。
先ずは動画を観察しながらホロースクリューの穴の開けられた位置と角度を決め、3.3mmの穴をボール盤で空け、4mmのタップでネジを切り、傷防止のためにフレームと当たるホロースクリューの頭部分を丸く造形をして、調整後にロックタイトで止めました。

ハンマーが落ちた後の遊びが極小になるだけでかなり感じが良くなります。
スクリューの効果が無いときぃ〜。

スクリューの効果が在るときぃ〜。

2019年04月06日
SP2340/SP2009用ホルスター

前回、チラッと写っていましたが、SP2340用のカイデックス・ホルスターを作りました。
手持ちのカイデックス板がパンケーキ・ホルスターを作るほどの大きさではなく、横幅はあっても縦幅がマグポーチ分しかなかったのでベルトスライド・ホルスターにしました。
実はパンケーキ・ホルスターを作る大きさがあってもベルトスライド・ホルスターを選んでいました。
それは以前、S&W M&Pのカイデックスを作ったときに記事にしましたが、カイデックス・ホルスターを作るのには170〜180度ほどに熱したカイデックス板をガンに押し付け、ウレタンフォームでプレスするために薄いABS部分は熱で変形する可能性が大きいからです。


ベルトスライド・ホルスターの場合、熱せられたカイデックスの触れる所がちょうどフレームの中に金属製ロッキングインサートがある部分で、それでもスライドの噛み合う部分などの隙間に厚紙を挟んで一か八かやってみたところ無事製作できました。

話は前後しますが、初めて作るデザインやガンのホルスターの場合はスキャナーでガンをスキャン、プリントして、そこにペンでデザインしてみて大まかな形や寸法を測ります。
※ 右下はコーヒーをこぼした時のシミです……。(笑)

2019年04月05日
このスプリングは良いと思う

思っていたよりも早く発注していた「 プログレッシブ・レートリコイルスプリング CX 」が届いたので組み込んでみました。
中古のどノーマル状態SP2340を手に入れて直ぐに試写したところ、ウワサ通りの「ボコンッ、パコンッ」だったのが、各部の研磨等などで少し元気になって「ボムッ!ボムッ!」になり、このスプリングに入れ替えたところ更に「パキン!!パキン!!」に変わりました。
KSC純正のリコイルスプリングは実銃と同じで断面が平面の変わったスプリングを再現しているのですが、これでは「戻り」が弱かったみたいですね。

プロテックのWebサイトでは、SIGPROP2340、各社/GLOCK17.34.18C用として「 プログレッシブレートリコイルスプリング C 」となっており、この「 C 」の強力バージョンとして「 CX 」があるのですが、その「 CX 」の説明文には「 対応:各社/G17・34・18c・19 」とはあるのですが「 SIGPROP2340 」の文字が無く、SP2340では不具合があるのかと思ったのですが、組み込んでみて正解でした。
因みに「 C 」は以前にKSC G17用に買って持っていたのに「 CX 」と勘違いして再度1本購入してしまいました……。
2019年04月03日
KSC通販部!Good Job!!

発注したチャンバーパッキンですが、送金後の翌日には到着しました!!
KSC通販部に感謝感謝です!!
早速、新しいラバーチャンバーとTNバレルを組み込もうと思ったのですが、その前に着弾点が狙ったところよりも下だったので、インナーバレルが上を向くように取り敢えずステンレステープを三重重ねして貼ってみました。
あまり厚みがあるとチャンバーとピストンのノズル部分の位置がずれるので程々にしなければなりません。

さて、試射です。
ズボンのポケットにマガジンを入れて24度程に温めてからのスタート。
マルイBB弾0.2gでは以下の結果で、着弾点の修正はそれ程出来てなかったのですが、手に入れて直ぐの時よりも上下の散り具合が減りました。
着弾点が下がるといっても、狙った時のフロントサイトのドット部分に集まる感じですが……。

お次はマルイBB弾0.25gで同じように撃ったのですが、リアサイトの固定がゆるく、ブローバックの衝撃では左右に動かないのですが、初弾を込めるときにリアサイトを触ってしまい右側に1mmほどずれたので着弾点も右にずれてしまいました。
弾の重さによる着弾点や集弾性の変化はそれ程なさそうです。

調べてみるとシステム7化されたP2022よりも着弾点は2cm程下がりますが、集弾性はそれ程変わらないようです。

初速も測ったのですが、今日(4月2日)は室温が16度ほどで肌寒く、ガスガンには不利な状況での計測です。
タイトなTNバレルに交換したので初速アップになるかと思ったのですが、54,23m/s〜66.71m/sで平均59.73m/sでした。
後はまだ到着していないリコイルスプリングを組み込んだら取り敢えずこのガンはここまで。
気が向いたらもう少し精度と初速のアップを図りたいと思います。

2019年04月02日
研磨したのですが……。
古いSP2340が到着して直ぐにガスを入れて撃ったのですが、手に伝わるリコイル感はウワサ通りの「ボコンッ、パコンッ」で、後のSP2022とはかなり違いました。
そこで先ずは部品一点まで完全分解して、プレスパーツのカエリを削り、全てのパーツの接点を研磨し、中性洗剤で洗浄後に組み立てて撃ってみたところかなりシャキッと動くようになりました。

画像を撮り忘れましたが、完全分解しました。
純正のリコイルスプリングが弱いので、強めのものと交換すると更に感じが良くなると思い、現在プロテックのプログレッシブ・リコイルスプリングCXを発注中です。
初速アップのためにタイトなKMのTNバレルも手に入れ、組み込もうとしたのですが……!!
劣化のためかチャンバーパッキンが裂けてしまいました……。

そこでKSCに部品発注したのですが、324円のパーツを送ってもらうのに送料と振込料が1,134円……。
到着までしばらくお預けです。
2019年04月01日
SP2340到着後すぐに試射。
さてさて20年ほど前のSP2340ですが、到着後すぐにバレル内を掃除し、ガスを入れて撃ってみました。
ズボンのポケットに入れて5分ほど温めてから5m先のターゲットの真ん中の円を狙って撃ったところ、2cmほど下側に集弾し、上下には散りましたが左右は割と纏まっています。
初速ですが、マガジンを24.3度まで温めて12発撃ったところ、62.96m/s〜67.76m/sで、平均では65.15m/sでした。
この後手を加えてどの程度変化があるのやら……。

