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Posted by ミリタリーブログ at

2019年04月10日

SIG SP2340をまたまた少し触ってみました





YouTubeを見ていると、SP2022に 「ハンニバル・アジャスタブル・トリガー」 なるものを組み込んでいる動画がありました。



https://gallowayprecision.com/sig-sauer/sp2022/the-hannibal-adjustable-trigger-for-sig-sp2022-pistols/

ガンの精度を見るためにじっくりターゲットを狙って撃っているとトリガーアクションに敏感になり、KSCのSP2340もトリガーを引いて行ってハンマーが落ちた後の 「引ききるまでの遊び」 が気になっていたので早速着手。

先ずは動画を観察しながらホロースクリューの穴の開けられた位置と角度を決め、3.3mmの穴をボール盤で空け、4mmのタップでネジを切り、傷防止のためにフレームと当たるホロースクリューの頭部分を丸く造形をして、調整後にロックタイトで止めました。




ハンマーが落ちた後の遊びが極小になるだけでかなり感じが良くなります。


スクリューの効果が無いときぃ〜。





スクリューの効果が在るときぃ〜。





  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:03Comments(0)素材・工具・加工KSC/SIG SP2340

2019年04月05日

このスプリングは良いと思う





思っていたよりも早く発注していた「 プログレッシブ・レートリコイルスプリング CX 」が届いたので組み込んでみました。

中古のどノーマル状態SP2340を手に入れて直ぐに試写したところ、ウワサ通りの「ボコンッ、パコンッ」だったのが、各部の研磨等などで少し元気になって「ボムッ!ボムッ!」になり、このスプリングに入れ替えたところ更に「パキン!!パキン!!」に変わりました。
KSC純正のリコイルスプリングは実銃と同じで断面が平面の変わったスプリングを再現しているのですが、これでは「戻り」が弱かったみたいですね。




プロテックのWebサイトでは、SIGPROP2340、各社/GLOCK17.34.18C用として「 プログレッシブレートリコイルスプリング C 」となっており、この「 C 」の強力バージョンとして「 CX 」があるのですが、その「 CX 」の説明文には「 対応:各社/G17・34・18c・19 」とはあるのですが「 SIGPROP2340 」の文字が無く、SP2340では不具合があるのかと思ったのですが、組み込んでみて正解でした。

因みに「 C 」は以前にKSC G17用に買って持っていたのに「 CX 」と勘違いして再度1本購入してしまいました……。  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:05Comments(0)素材・工具・加工ガスガンKSC/SIG SP2340

2019年01月23日

P228のブルーガンを出品しました


カイデックスホルスター製作に使っていたP228のブルーガンですが、幾つかホルスターを作ったので今後に製作予定がなく、出品させて頂きました。
どなたかご入用の方がおられましたら御覧下さい。

Ring's Blue Guns ブルーガン トレーニングガン デモガン 訓練用模擬銃 SIG SAUER P228
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p664809493

























  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 00:28Comments(2)素材・工具・加工ヤフオク!出品タナカ/SIG P228

2018年10月08日

デトニクスにベルトクリップのお話


今回はベルトクリップのお話です。

前回、グリップ内側の穴の話を書きましたが、これを修正しても気になる部分がありました。
グリップ上部(赤線)とベルトクリップの折り返した部分(青線)が当たり、グリップが浮きます。







グリップを削れば良いのですが、その部分の色の調整が面倒だったので、ベルトクリップに穴が空くのを覚悟でやったところ、案の定ポッカリと穴が空きました。
一旦装着すれば見えない部分ですし、穴の所為でベルトクリップが折れることもない無いと思いますし、何よりも木グリを削らずに済んだのが何よりでした。











  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:02Comments(0)素材・工具・加工モデルガンCAW/デトニクス

2018年08月04日

依頼頂いたカスタム製作中・その3


最後にハンマーダウンした時のトリガーの遊びと、ハンマーがレッドオフした後の遊び取りです。
これらは下記リンクをご参考下さい。

P226のトリガー前部の遊び取り
http://bodie.militaryblog.jp/e829568.html


ハンマーレッドオフ後の遊び取り
http://bodie.militaryblog.jp/e480345.html


で、全て完了し、出来上がったのがこちらです。
依頼主さんに喜んで頂けると嬉しいです。






























  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:05Comments(2)素材・工具・加工ガスガンマルイ/SIG P226

2018年08月02日

依頼頂いたカスタム製作中・その2





お次は以前に紹介したフロントサイト、リアサイトのルミノーバ(N畜光)入れです。
因みに私のミリブロ中、人気記事1位がこのルミノーバです。

P226のリアサイトのドットは穴が開けられ、そこに白のペイントが流し込まれているのでルミノーバを練り込んだエポキシ接着剤を入れるだけで良いのですが、フロントサイトの方は丸く平らになったモールド部分に白色のスタンプを押した様な感じなので、リアサイトと同じ様にボール盤で穴を開けて白くペイントしなければなりません。

3.5mm幅のフロントサイトに2.5mmの穴を開けるのは気を使います。
先ずは穴を開けして……。




その後その面を平らに削ってガンブルーで染めます。




そして白のペイントを塗ります。




エポキシ接着剤にルミノーバを混ぜて練り込み、サイトのドット穴に乗せるようにして入れます。










  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:03Comments(0)素材・工具・加工ガスガンマルイ/SIG P226

2018年08月01日

依頼頂いたカスタム製作中・その1





マルイP226E2のビーバーテイル加工とトリガーの前後の遊び取り、サイトのドット部分にルミノーバ入れのご依頼を頂きましたので久々にガンを触っています。
先ずはビーバーテイル加工から……。

時々、フレーム最後端部だけ伸ばしてビーバーテイル化されたP226を見ますが、SIG純正のものは後端部そのものの形が違って、全体的に肉盛りがされてビーバーテイル化されています。

同じ様にするために、フレーム側面と内面の計5面をABS版を切り出して接着し、プラリペアで肉盛りして塊にしてやります。







十分に硬化させた後に荒削りをし、鬆や穴を見つけたらプラリペアで埋めた後、再度修正していきます。










その後に成型したものが一番上の画像で、更に小さな穴などの手直しをします。





  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 20:46Comments(0)素材・工具・加工ガスガンマルイ/SIG P226

2018年01月11日

ココが割れたのは初めて





いつまでも最新の記事が 「本年も宜しくお願いします。」 ではいけないのですが、ネタが無くどうしようかと思っていた時にP230を分解していてあることを思い出しました。

BB弾無しでブローバックだけさせていたところ、急に 「パスッ!パスッ!」 と音はするのですが、1cmほどスライドがバックするだけで後まで下がらなくなりました。
分解して中を調べたところ、シリンダーに亀裂が入ってそこからガスが漏れていました。

肉厚が薄く、デザイン的に起伏のないただの筒型なので割れやすいのかもしれませんが、個人的にシリンダーが割れるのは初体験でした。
そこで応急処置としてステンレステープを貼ってみたところ、亀裂が入っていない時のように作動させることが出来ました。




上の画像を見て下さい。
手前は新品のシリンダーで、奥のステンレステープの貼ってある方が亀裂の入ったものです。
手前のシリンダーに赤い線でマーキングをしたのですが、それが奥のシリンダーに入った亀裂の形状で、テープの上からでも覗うことが出来ます。

亀裂が入る前に補強としてステンレステープがアルミテープを貼っておくことをお勧めします。  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:02Comments(0)素材・工具・加工ガスガンKSC/SIG P230 232

2017年11月23日

前にちょこっと書いたP228のSRT化





9月1日の記事で少し書きましたが、今回はタナカ SIG P228のSRT化についてのお話を書きます。

タナカ純正のままでは……。

(1) ハンマーを起こし、シングルアクション状態にした時のトリガーの位置が実銃よりも前気味。

(2) シングルアクション状態からトリガーを引いてハンマーがレットオフ (ハンマーが落ちる瞬間) する時のトリガーの位置が前気味で、ハンマーが落ちた後にトリガーがフレームに付く (トリガーを引き切る) までに無駄なオーバートラベルがある。
 ※ 実銃はトリガーがフレームにほぼ付く位置でレットオフする。

(3) ハンマーが落ちた後、トリガーを戻して行くとトリガーバーがディスコネクトしてシアーに掛かり、次弾が撃てる状態になる時のトリガーの位置が前気味。

……の以上3点が気になりますので、なるべく実銃に近い状態にします。
特に(2)は、精度テストの時のようにじっくりとトリガーを引くときにはかなり気になる部分です。

さて、まずは(1)の修正です。
ハンマーを起こした時にトリガーが後退するのは、ハンマー下部の出っ張りがトリガーバーを前方に押すからです。なのでこの部分をかさ増ししてより多く前方に押すように (より多くトリガーを後退させる) させます。




お次は(2)と(3)です。
トリガーを引いて行くとトリガーバーの凸部がシアーと当たり、シアーを押し切ることでハンマーが落ちます。このタイミングを遅らせることによってレットオフ時のトリガー位置を下げます。
また、凸部が削られたことにより、スライド反復運動によって下げられたトリガーバーが、再度シアーと噛み合うまでの距離が短縮されて(3)の問題も解決します。




加工完了前、完了後との比較図です。(全て上が加工前、下が加工後です。)
下の画像は(1)のハンマーを起こし、トリガーが後退した状態です。




下の画像は(2)のハンマーが起き、トリガーを引いていって、ハンマーが落ちた瞬間の位置です。




下の画像はハンマーが落ち、トリガーを戻していった時にトリガーバーがディスコネクトして次弾が撃てる状態になった時です。




  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:08Comments(0)素材・工具・加工ガスガンタナカ/SIG P228

2017年11月19日

プロテック・プログレッシブレートリコイルスプリング Q





え〜、先ずは今回、取り留めのない話になってます。

この間までタナカのコルト380オートについて色々と書きましたが、触っていると380ACPのガンとしては(エアガンとしての出来ではなく、あくまでガン本体のデザイン面で)、今まで持っていたSIG SAUER P232の方が扱いやすいガンだと感じました。

さてその私の持っているP232はすこぶる快調で、5.5mから撃った集弾性が3cm〜4cm。初速も12発撃って63.5m/s〜65.5m/sと安定しています。しかし一点気に入らないところがあります。それはシャキッとしないリコイルスプリング。
初弾を送るためにスライドを引いて手をパッっと離しても、ゆっくり戻る感じで、これがどうにもいただけません。

そこで最近販売された「プロテック・プログレッシブレートリコイルスプリングQ」を家の近くの「スーパーガン」さんで買ってみました。

早速パッケージから出して試しに手で圧縮してみたところ 「えっ?何?オリジナルと比べてメッチャ硬い。」 が第一印象でした 。

P232に組み込んで手動でスライド操作をしたのですが 「あっ、これダメ。多分ブローバックしきれないはず……。」 と思いながらガスのみの空撃ちをしたところ純正スプリング時と変わらないスピードで最後までバックし、スライドストップがかかりました。

その後何度かスプリングを入れ替えては試し撃ちをしているのですが、シングルカーラムマガジン為の少ないガス容量と、気温が寒くなってきたために冷えが早くてはっきりしたことは言えないのですが、撃ち味はスライドがバックするスピードは衰えていないのにスプリングが強くなった分、戻るスピードが早くなったためか反動が大きく感じました。

初速を測ったところ殆どスプリングの強さに因る変化はなさそうですが、純正スプリングでは「バムッ!バムッ!バムッ!」という感じの空撃ち音なのですが、プロテックの方に変えて撃つと「ポムッ!ポムッ!ポムッ!」という音に変わりました。

そこで今回、もう一本このスプリングを買い足すことにし、テストのために数巻ずつ切って変化をみることにしました。
チャンバー側から二巻、その後一巻き切ってみたのですが、結果から言うと切って短くなったことによる撃ち味の変化は感じられませんでした。

因みにスライド最後まで引くのに必要な力を計ってみたところ、純正は950gでしたが、三巻き切ったプロテック・スプリングでも1150gで、これでもかなりシャッキリ感が増しました。

何よりも、若干のリコイルアップと手動時のシャッキリ感が手に入れらて自分としては良い買い物となりました。



  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:05Comments(0)素材・工具・加工ガスガンKSC/SIG P230 232

2017年11月18日

象牙の経年変化風色染め?





その昔、自宅から1.5kmほどの離れた所にSAAが得意な 「長興」 というショップがありました。その頃はワシントン条約で象牙の取引は禁止されておらず、本象牙のGM用やSAA用のグリップがゴロゴロと展示、販売されていました。

そのショップで 「経年変化で黄色がかった象牙の作り方」 を教えてもらったことがあったのですが、タナカ380オートに付けてあるアイボリーグリップが白すぎたので試してみることにしました。

付けているグリップは 「キャロム 380オート・アイボリースーパーポリッシュ/改良型」 で、トイガンメーカーがアイボリーグリップ付きで製造しているモデルのようなクリーム色単色の樹脂で作ったものではなく、よく見ると本物の象牙(私は象牙に詳しくなくよくは分からないのですが)の様に層状と言うか繊維状というか縞になっているのが分かります。

「これなら教えてもらった方法で染み込んでくれるかも?」 ということで、我が家で唯一タバコを吸う次男のベランダにある吸殻入れを漁り、まだ燃えていない部分のみ取り出してお湯に浸して 「染料」 を作り、とりあえず半日だけ(寝ている間に思ったよりも濃く染まると怖かったので)漬け込んでみました。今から思うと片方だけ漬けて 「使用前使用後」 を見比べればより変化が確認できたのですが、若干黄色く染まったように思えます。











  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:02Comments(2)素材・工具・加工ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月12日

タナカ 380オート作動・命中精度UP!





前回書きましたように今回は作動関係と命中精度関係を触りました。

先ずはバレル周りを完全分解してビックリ! マルイのガンなどはインナーバレルに溝が掘ってあり、ラバーチャンバーには 「返し」 の様な段があり嵌まり込むようになっていますが、このタナカの380オートはただ差し込んであるだけで、その上にホップの段のある辺り(全体の1/3ほど)はただ面と面が触れているだけというもの……。
これでは気密性が保たれ無いのでシールテープを巻きました。







また、インナーバレルには溝があり、そこにCリング(画像黄緑色パーツ)が入れてあります。ラバーチャンバーを組み込んだインナーバレルをバレルハウジングに差し込み、その後にバレルストップリング(画像青色パーツ)でCリングを後ろに押さえつけて固定するようになっているのですが、隙間があってグラグラだったのでシールテープをCリングにまで巻いて組み込んだところグラつかなくなりました。

また前回試射した時ですが、ホップ最弱にしたのにも関わらず数発に一発フライヤーが出たのでホップアップアジャスター(画像赤色パーツ)を取り去って組み込みこんでみました。




お次は作動面なのですが、撃っていて気が付いたのはマガジンを装填し、マガジンベースを指で抑えて前後させると少しガタツキがあり、上向き(スライド側)に押し込むと更に大きなガタツキがあります。いっぱいに上へ押し込んで撃つとブローバックはしますが途中でスライドが止まってしまいます。

握った時に小指がフレームから飛び出たマガジンベースを押さえるかたちになるので、それがブローバックしているのにBB弾が送り込まれなかったり、送られても発射されなかったり、ハンマーが起きなかったりするのかも?と思い、フレームとマガジンの間に紙を折って挟み込み、ガタつかないようにして撃ってみると上記のトラブルが起こらなくなりました。




そこでマガジンキャッチがギリギリで掛かった位置に固定すれば良いということで、フレーム底部前面のマガジンベースが収まる凹部を1mm弱嵩上げしたところ、ゆっくりマガジンを差し込んでいき「パチッ!」っとマガジンキャッチがかかった後びくともしなくなり、紙を挟み込んだ時のようにトラブルもなく撃ち続けることが出来るようになりました。
しかし季節柄かフルロードしたマガジンを撃ち終えた後にスライドストップが掛かったり掛からなかったりします……。 







さてさて、その後に初速を測ったところこれまたビックリ!!ラバーチャンバーをシールしたお陰で初速が平均で約6%アップし、シール前はバラツキが11.6%あったものがシール後は3.8%まで縮まりました。

シール&マグ位置調整前




シール&マグ位置調整後




そして集弾性をみようと撃ったところ再度ビックリ!!!0.2gBB弾で試した時はやはり散り気味で、その上に加工前は狙った所に当たったのですが、今回は4cmほど上に集まりました。初速が遅かったので試すつもりはなかったのですが、0.25gBB弾で撃ったところバッチリ狙い通りの所に集弾し、それもかなりまとまりました。

シール&マグ位置調整前
左側は5.5mから、右側は4mmから




シール&マグ位置調整前
0.2g、0.25gとも5.5mから




今回のタナカ 380オートは一旦ここで終わります。
さてさて次回は何になるでしょうか……。  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:07Comments(0)素材・工具・加工ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月09日

タナカ 380オートのフルストローク化・その4





フルストローク加工が終わりましたので最後に仕上げをします。板に800番の耐水ペーパーを両面テープで貼り、刻印部分にはマスキングをした後、スライドとフレームの両平面部を磨きます。その後にコンパウンドでピカピカになるまで磨きます。







磨き終わったらテープにてその面をマスキングし、スライドとフレームはイサムカラーのつや消し黒で、バレルはマルシンのモデルガン FN M1910の時に使ったキャロムショットの 「ブラックスチール・スプレー」 を塗装しました。







その後、フロントサイトにはにオレンジペイントを塗り、チャンバー部にはヘアラインを入れたステンレステープを貼り、ハンマーも実銃同様、両側面のガンブルーを剥がしてヘアラインを入れました。








今回の加工をする前はアイボリーグリップを木グリに交換し、サイトをノバックサイトにして、サムセフティ−を大型化し、フレームのグリップ部前後にはチェッカーを入れるつもりでした。










しかし、スライドとフレームの両サイド面をポリッシュし、それ以外をマットブラックで塗装した後にアイボリーグリップを付けると、映画「ダブルボーダー」の主人公のニック・ノルティがバックアップガンとして持っていそうな雰囲気になり 「これはこれで良いよなぁ〜。家にあるガンはマットブラックで樹脂グリップのものばかりだし、これはこれで『拳銃感』があるなぁ。」 ということでこれで完成としました。

「ダブルボーダー」(原題:EXTREME PREJUDICE)




映画毎に出てくるガンを検索できるサイト
「INTERNET MOVIE FIREAMS DATABASE」

INTERNET MOVIE FIREAMS DATABASE:EXTREME PREJUDICE















  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:05Comments(0)素材・工具・加工ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月07日

タナカ 380オートのフルストローク化・その3





フルストローク化が終わったところで最後の 「スライドストップのノッチと分解用の半円」 を移動させます。

① スライド側面に白い紙を置き、鉛筆でこすって元の形を写します。

② スライドストップの掛かる位置をマーキングします。

③ マーキングに合わせてABS板を貼り付けます。

④ 型取った紙を切り、スライドに貼り付け、それに合わせて削ります。

⑤ ノッチの削れ対策に1mmのピアノ線を約10mm埋め込みました。

これで加工自体は終了です。
次回は仕上げです。







加工前





加工後








to be continued  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:03Comments(0)素材・工具・加工ガスガンタナカ/COLT 380AUTO

2017年11月05日

タナカ 380オートのフルストローク化・その2


先ずはいつもの 「火入れ式」 ならぬ 「ノコ入れ式」 です。これをやると後へは戻れません。(笑)




レールを約5mm短くし、その下のフレーム内側の段も後ろに下げます。これでスライドを実銃と同じ位置まで下げることが出来ます。










しかしこのままでは前回書きました様に、スライドとバレルの段が当たってバレルを組み込むとスライドが後まで下がりません。
そこでバレルのロッキングラグを削り取って、さらに段を後方に作り直します。







これでアウターバレルの問題は無くなったのですが、インナーバレル基部のハウジングが当たってしまうので、こちらも当たる部分を削ってスライドが下がるようにします。







簡単に説明しましたが、これでフルストローク化します。

因みに加工前は、手でいっぱい下げた時にフレームのラインと合わせるとセレーションの三本目まで下がり、スライドストップを掛けると五本目でした。
しかし加工後はセレーションの一本目まで下がり、実銃の位置とほぼ同じになりました。また実銃はスライドストップが掛かった位置から後ろに引ける余裕は1mm程しかありません。







さてさて、これで終わりかというとそうではなく、スライドストップの切掛けと分解用の半円を移動させなくてはいけません。

to be continued  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:10Comments(0)素材・工具・加工ガスガンタナカ/COLT 380AUTO