2017年11月19日
プロテック・プログレッシブレートリコイルスプリング Q

え〜、先ずは今回、取り留めのない話になってます。
この間までタナカのコルト380オートについて色々と書きましたが、触っていると380ACPのガンとしては(エアガンとしての出来ではなく、あくまでガン本体のデザイン面で)、今まで持っていたSIG SAUER P232の方が扱いやすいガンだと感じました。
さてその私の持っているP232はすこぶる快調で、5.5mから撃った集弾性が3cm〜4cm。初速も12発撃って63.5m/s〜65.5m/sと安定しています。しかし一点気に入らないところがあります。それはシャキッとしないリコイルスプリング。
初弾を送るためにスライドを引いて手をパッっと離しても、ゆっくり戻る感じで、これがどうにもいただけません。
そこで最近販売された「プロテック・プログレッシブレートリコイルスプリングQ」を家の近くの「スーパーガン」さんで買ってみました。
早速パッケージから出して試しに手で圧縮してみたところ 「えっ?何?オリジナルと比べてメッチャ硬い。」 が第一印象でした 。
P232に組み込んで手動でスライド操作をしたのですが 「あっ、これダメ。多分ブローバックしきれないはず……。」 と思いながらガスのみの空撃ちをしたところ純正スプリング時と変わらないスピードで最後までバックし、スライドストップがかかりました。
その後何度かスプリングを入れ替えては試し撃ちをしているのですが、シングルカーラムマガジン為の少ないガス容量と、気温が寒くなってきたために冷えが早くてはっきりしたことは言えないのですが、撃ち味はスライドがバックするスピードは衰えていないのにスプリングが強くなった分、戻るスピードが早くなったためか反動が大きく感じました。
初速を測ったところ殆どスプリングの強さに因る変化はなさそうですが、純正スプリングでは「バムッ!バムッ!バムッ!」という感じの空撃ち音なのですが、プロテックの方に変えて撃つと「ポムッ!ポムッ!ポムッ!」という音に変わりました。
そこで今回、もう一本このスプリングを買い足すことにし、テストのために数巻ずつ切って変化をみることにしました。
チャンバー側から二巻、その後一巻き切ってみたのですが、結果から言うと切って短くなったことによる撃ち味の変化は感じられませんでした。
因みにスライド最後まで引くのに必要な力を計ってみたところ、純正は950gでしたが、三巻き切ったプロテック・スプリングでも1150gで、これでもかなりシャッキリ感が増しました。
何よりも、若干のリコイルアップと手動時のシャッキリ感が手に入れらて自分としては良い買い物となりました。
