2017年04月01日
東京マルイP226の知られざるSRT
東京マルイのWebサイトの中では書かれていないのですが、最初のP226のモデルアップであるP226レイルと、その後に発売されたP226E2とではハンマー・ユニット部パーツの再設計がされており、若干のSRT(ショート・リセット・トリガー)化がされています。
SRTとは、トリガーを引いてハンマーが落ちた後、次の発射のためにトリガーを戻さなければならないのですが、その戻す位置を縮めようというものです。
トリガーを引いてハンマーが落ち、ブローバックした後にゆっくりとトリガーを戻すとある位置で「カチッ!」と音がしますが、その位置が再度シアーがハンマーをコックした(リセットした)瞬間です。
上の画像はP226E2(ハンマーは幅の広いP226レイル用に変えてあります)で、緑のアウトラインはP226E2で第一弾を発射し、ゆっくりとトリガーを戻していった時にリセットされた位置です。
赤色のアウトラインがP226レイルのリセット時の位置。
黄色のアウトラインはシングルアクション時のレストポジション(指を離した位置)で、その差が分かります。
画像では微妙ですが、体感的にはP226の方は殆ど指を離した状態まで戻さなければならない感覚ですが、P226E2の方はリセットされてから指を離すまで余裕があるのを感じます。
また、リセット時に指に伝わる感覚とクリック音はP226E2の方が若干大きく感じます。
上の画像はマルイのパーツ表を切り取ったもので、左がP226レイルで右がP226E2です。赤枠で囲われた6点のパーツ変更でSRT化されています。
しかしハンマーですが、並べて比べてもみても何処が違うのか分かりません……。