< 2024年04月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
アクセスカウンタ
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 25人
QRコード
QRCODE

2014年09月01日

マルゼン・ワルサーP99コンパクト その1


マルイ製品のように箱出しでマッチに参加できるような出来のガンも良いのですが、以前のブローニングHPの時に書いたような 「何だかイマイチ。もう少しシャキッと動いて、精度ももっと良くなれば楽しいのに」 というガンを触るのが面白く、今回はP99コンパクトを購入してみました。

マルゼン・ワルサーP99コンパクト その1



P99に興味を持った理由は幾つかあるのですが、その内の一つが独特のAS(アンチストレス・トリガー)というトリガー・システムを再現しているところでした。

実銃での話ですが、コルト32オートにしても、グロックにしても、M&Pにしても、一般的にストライカー方式というのは、スライド操作をすることに因って絶たれていたストライカーとシアーと噛み合い、トリガーを引くことに因ってシアーが下げられ、スプリングの力でストライカーが前進して発射ということになります。
因って不発だった場合はスライド操作をし、ストライカーを再度コックしなければなりません。

P99(実銃)もストライカー方式なのですが、DA/SA(ダブルアクション/シングルアクション)機能を有しており、トリガーを引くことに因って前進したフリー状態のストライカーを後ろまで引き下げて落とすDAと、ストライカーが後ろにコックされた状態からトリガーを引いて落とすSAの二種ができ、コックした状態からフリーの状態に戻すデコッキング・ボタンがスライド上部に備えられています。
尚、ストライカー方式は外観から状況が判断出来ないので、スライド後部には状態を示すインジケーターがあります。

マルゼン・ワルサーP99コンパクト その1


そして面白いのが上記の「AS(アンチストレス・トリガー)」というシステム。
下の画像のように、デコッキングした状態ではストライカー(ガスガンはハンマー)は前進し、トリガーも前進した位置にあります。

マルゼン・ワルサーP99コンパクト その1



トリガーを引くと弾が発射され、スライドが前後運動をし、ストライカーはコックされ、トリガーは後退した位置で固定されるのですが、手動でスライドを前後させると、ストライカーはコックされた状態になるのですが、トリガーはデコッキングされた時と同じ前進した位置になります。

マルゼン・ワルサーP99コンパクト その1



つまり、緊張時のアクシデントを避けるため、遊びの多いシングル・アクションのポジションがあるというものです。
この状態でトリガーを引いていくと、トリガーが後退した位置まで軽く移動して止まり、更に引くとストライカーが落ちます。

これをストライカーとハンマーの違いのあるガスガンで再現している部分に興味を持ちました。

マルゼン・ワルサーP99コンパクト その1



また、トイガンとしての出来が良くても、元々の実銃に興味が無いと唆られないのですが、YouTubeでBBQとP99を比較している動画を観て、トリガー・リセットの移動距離の短さを知り興味を持ったというのもありました。
※ 1分20秒後ぐらいから



また、個人的に大口径の大型ハンドガンにはあまり興味が無いのですが、フルサイズのガンを極力切り詰めたモデルは好みで、P99ではなく、P99コンパクトを選んだ次第です。

その他にも、スライド内に亜鉛ダイキャスト・パーツの骨組みがあるガンのリコイル感を試してみたかったというのもあります。

少し長くなりましたので、この後は「マルゼン・ワルサーP99コンパクト その2」にて書いてみます。




同じカテゴリー(ガスガン)の記事画像
KSC STI シーホーク4.3の動画をアップしました
3丁出品致しました。
マルイ FNX-45 Tacticalの動画をアップしました。
WAデザートイーグルの動画をアップしました。
このタイプ、マルイGBB4に少しの加工で付けられます
Geisseleのハンドガードと交換した動画
同じカテゴリー(ガスガン)の記事
 KSC STI シーホーク4.3の動画をアップしました (2024-01-30 20:18)
 3丁出品致しました。 (2023-12-20 22:22)
 マルイ FNX-45 Tacticalの動画をアップしました。 (2023-12-13 21:31)
 WAデザートイーグルの動画をアップしました。 (2023-11-07 22:36)
 このタイプ、マルイGBB4に少しの加工で付けられます (2023-09-22 18:44)
 Geisseleのハンドガードと交換した動画 (2023-09-17 20:08)
Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 00:00│Comments(2)ガスガンマルゼン/WALTHER P99C
この記事へのコメント
こんにちは

「何だかイマイチ。もう少しシャキッと動いて、精度ももっと良くなれば楽しいのに」
私は同じ理由でCZ-P09を購入出来ないでおります、加工する技術がある人達が本当にうらやましいです・・・
Posted by SONNYSONNY at 2014年09月10日 16:49
そもそも「シャキッと動く」という表現が曖昧なのですが、「シリンダー容量が大きいほどスライドがバックする力が強い。」 「スライドは重くなるほど前後するスピードは鈍る。しかしリコイルに重みを感じる。」 「リコイルスプリングが弱いほどスライの戻るスピードは遅い。」 「スライドへのフリクションが大きいほどスライドの動きを妨げる。」等など、スライドの動きに影響する要因は幾つもありますが、CZ-P09の場合はスライドが細いのでシリンダー容量はそれほど大きくなさそうですし、重さもなさそうなので「ドシッ」っとしたリコイル感は難しいと思います。

できることはフリクションを減らすことでしょうか?
それとCZ-P09のリコイルスプリングの強さが分からずなんとも言えないのですが、私のマルイSIG P226は色々と手を掛けた後、それでも今ひとつだったのが、「R.C.C.製130%リコイルスプリング」に交換することによって実感できるほどスライドが戻るスピードが早くなって「シャキッ」っと動くようになりました。
Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 2014年09月10日 21:03
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。