2020年02月11日
自分に合ったグリップの選び方
今回はちょっと説明っぽいです。
トイガンの楽しみ方は 「好きな映画の主人公が使っていたガン」 「〇〇軍装備のガン」 「サバゲのための競技用具」 「SAA一筋」 等など様々。
私の場合は自分の設定内でDVC( Diligentia/精度、Vis/パワー、Celeritas/スピード )が実現できるガンが狙いで、それはIDPAやスティールチャレンジのようなマッチで計り知ることが出来ると思います。(実銃じゃないけどね)
GM6の頃からマッチに参加してある程度の成績ではありますが、長年やっているだけにうんちく?だけは豊富です。(笑)
そこで今回はグリップのお話。
最近買ったPX4には3種のバックストラップがあり、グリップ周りを交換できるガンはどれを選ぶか悩みますよね?
普通、机の前でとっかえひっかえし、構えて「これが良いかな?」なんて決めていると思います。
私も最初はその方法で一番大きな 「 L 」 を選んでいましたが、いつも新しくトイガンを買った時にやるテストで 「 M 」 か 「 S 」 に変更しました。
それはIDPA等のステージ開始時の設定などでもありますが、机の上にガンを置き、タイマーの合図で素早くガンを掴んでターゲットに向けてサイトを合わせてトリガーを引くというものです。
なるべく早く正確に撃とうとすると力いっぱい握りますし、早くターゲットに当てようとするとバックストラップの形状が合っていないとサイトが瞬時に合っていないし、またトリガーを引ききった時の感触も取り替えることによって微妙に変わるので、最初に選んだものではダメだと感じることがあります。
ただただ握っていたときとは気が付かなかったのですが 「 L 」 を装着した時に出来る段差が力いっぱいに握ることによって手のひらに食い込んで数十回やっている内に痛くて握り辛くなりました。
そこで 「 M 」 と 「 S 」 で試したのですが、どちらでも良いような気がしたので、今度は最終的な方法としてホルスターを使ってのテストをしました。
実際にBB弾を込め、タイマーの合図でホルスターからガンを抜いてなるべく早く5m先の半径約11cm内のターゲットに収めるというもの。
ホルスターから抜く前の握った段階でキッチリとグリップできていないとトリガーを引き切るまで気持ち悪く、そもそもターゲットに思うように当たりません。
これをやって気がついたのは 「 M 」 ではそのバックストラップが当たる手のひらの部分に適度な圧迫感があって一体感があり、前に向けた段階でサイトが合っていたのですが、膨らみの少ない 「 S 」 ではその部分に微妙に密着感が感じられず、手のひらを無理にバックストラップにくっ付けようとする意識が働き、またサイトも合わせようとフロントサイトを探るような感じがあり「 自分にはMのバックストラップが合うんだな 」 と気付きました。
最近はパーツによってグリップの調整できるガンが多いので逆に迷ったりしますね。