2019年10月04日
気になっていたバレルを試しました。
「メープルリーフ・クレイジージェット・インナーバレル」というのがすごく気になっていました。
このバレルを簡単に説明すると、普通のバレルの前にスリットを備えた二重のパイプを設け、そのスリットをBB弾が越したと同時にガスが先回りをして 「高圧ガスで作られたストロー」 のような感じで弾道を安定させるといったもの。
実はこの方式、MGC/GM6全盛の30年ほど前に大阪の某氏が似たようなもの作っており、その効果を実感しておりました。
ということでメープルリーフ・バレルを手に入れて試してみました。
マルイ純正のバレルの内径は6,08mmで、メープルリーフ・バレルは6.04mmとのこと。
BB弾との隙間が少ないほど、またバレルは長いほど基本的には初速は上がるはずです。
しかし初速の高さ云々よりも不思議な結果が出ました。
左側が純正バレルで右側がメープルリーフ・バレルです。
部屋の温度は4度ほど違うので同条件とはいえないのですが、初速の平均が68m/s台でほぼ同じなのですが、純正バレルでは70.71m/sから66.82m/sの間を行き来する状態で、グラフにすると凸凹はあってもほぼ横一直線。
メープルリーフ・バレルは73.30m/sから64.65m/sへ徐々に落ち、グラフにするときれいな右下がりでした。
なぜそうなるのか?これ以上は文科系の私には分かりません……。
で、気になる集弾製ですが、これも純正と裏べて良いか悪いかよりも思わぬ結果が出ました。
前回、純正バレルで撃ったときの結果が右側で、自分の狙い方だと0.2gBB弾で約3cm下に集まり、0.25gでは約6cm下に集まりました。
しかしメープルリーフ・バレルで撃った場合は、同じ狙い方でもど真ん中に当たりました。
全体に少し右側に寄っているのはフロントサイトが左に寄っていたのと、0.25gの方が散っているのは、この時に老眼鏡を掛けずに撃ったからです……。
こちらが私の狙い方です。