2017年08月14日
盆休みの暇つぶしにモデルガンのキット
盆休みの暇つぶしに26〜27年ぶりにモデルガン(マルシン FN M1910 組み立てキットモデル)を買いました。
私は 「モデルガンは発火させてナンボ!」 タイプなので、ABS製/発火タイプのキットモデルをチョイス。
あるブログでマガジンにフル装弾(6発)させると弾頭部がお辞儀するとか、フィーディング・ミスが頻発するとのことで、先ずはフォロアーの上面や側面、マガジン上部のカートと触れる部分のプレスの返りを研磨しておきました。
組み立てながら各部を研磨し、完成後に手動で動かしてみたところフィーディングミスも排莢ミスもなく作動。
ただ、ストライカーがコックされていない時はリコイルスプリング+ストライカースプリングの力でスライドが勢い良く戻るのですが、ストライカーがコックされた状態ではリコイルスプリングの力だけとはいえ、一転してスライド動きが悪く、まともにスライドが戻りませんでした。
リコイルスプリングの力が弱いというよりも、なにか亜鉛同士がカジリついたような感じだったので考えたところ……。
下のマルシンの取説の画像で説明しますと、ストライカー(赤色の部品)はシアー(青色の部品)と噛み合ってコックされます。その時、ストライカーはストライカースプリング(黄緑色の部品)の強い力で前方に押さえつけられているのですが、ストライカーの一部突起とシアーで固定されるので、ストライカーはブリーチブロック内の穴の壁面(黄色い部分)に矢印の方向へ押さえつけられる力が働き、スライドの動きが悪くなっていました。
そこでストライカーの外側とブリーチブロック内の穴を研磨したところ、ウソのように良くなりました。
また、スライド操作をしている内にバレルに縦に傷が付きました。これはリコイルスプリング両端が切りっぱなしなので、その立った角でバレルが削れていたので斜めに削っておきました。
さてこのモデル、ネットで調べるたところ快調にブローバックはしないようでしたが、とりあえず発火テストです。
手動では快調に装弾・排莢するのですが、キャップ火薬を入れて撃ってみると排莢不良やストーブパイプ・ジャムをすることがありました。しかしフィーディングミスや不発はほぼありませんでした。
30発ほど撃った頃からまともに排莢するようになったのですが、40発目ぐらいでバレルが割れました!!(大泣)
その後に完全分解をしてすべてのパーツを洗浄。
この後、バレルを接着し、塗装後はダミーカードモデルとして楽しみます……。
※ それにしても30年以上前に買ったキャップでも100%発火するんですね〜。