2017年07月25日
M442ノンホップバレル化
さてさてM442ですが、集弾性の悪さに諦めが付かず、今度はシリンダー内のパッキンではなくバレルのパッキンをいじりました。
というのも定評のあるマルイ・パイソン用パッキンよりも、純正パッキンの方がバラツキが少なかったので「何故だろう?」と思ったのが切っ掛けです。
よくよくというか改めて考えると、ホップを掛けるというのはBB弾に回転を与えてなるべく遠くまで飛ばそうというもの。ストレートで飛んで行っても重力でお辞儀しない6mぐらいならノンホップの方が集弾性が良いのはマッチに参加している人なら知っていることなのですが、「タナカのリボルバーなら精度を上げる為にパイソン用パッキンと交換しなきゃ。」という変な固定観念が邪魔をしていました。
さて、一から削り出してバレルを作れば良いのですが、取り敢えずテストをという事で、マルイ・パイソン用パッキンのホップの出っ張りを削ってみることにしました。
パッキンを裏返して、適当な棒状のもの(今回は6mmドリルの刃の付いていない方)に差し込み、ドレメルでホップの膨らみを削り取り「ただの輪っか」にしました。
再度裏返して元に戻し、削り取った面を本来とは逆の下の方にして装着し、セロテープを一重に貼りました。
5.5mの距離から撃ってみた結果はこの通り。
因みに狙ったのは3つの丸の内の一番上。ホップが無い所為かホップありの時よりも全体的に下に集っています。
ホップの突起があったパイソン・パッキンや元パッキンの時と上下のバラツキはさほど変わりませんが、左右のバラチキはかなり押さえられるようになりました。
尚、上下のバラツキについてですが、フロントサイトのデザインはまだしもリアサイトがかまぼこ型(半円型)のデザインで、左右は合わせやすいのですが、上下は誤差がでやすいのでそれも影響しているかもしれません。