2016年09月16日
KSC P226 チョコっとだけのセカンド・インプレッション
さて、今回はハンマー周りで気がついたことです。
ハンマーが落ちた状態では気にならなかったのですが、起こした状態で眺めていると何故か違和感が……。
マルイの方は実銃と形状が似ているのですが、KSCの方はファイアリング・ピンと接する打面の角度が違うのと、スパー部分が実銃よりも細くて長く、似て非なるもの?って感じがします。
多分、「ひびき打ち」やインパクト・ハンマーの関係から打面の形状が変えられたのかもと推測しますがどうなんでしょうね?
下の画像を見るとわかりますが、赤い線の角度が全く違います。緑の線のところまで削ると似た感じになりますが、多分構造上やらないほうが良いのでしょうね。
またマガジンを抜き、トリガーを引かずにスライドを引いては放す、引いては放すを繰り返すと、マルイの方は殆ど抵抗なくスカスカとリコイル・スプリングの力によってスライドが勢い良く戻るのですが、KSCの方はハンマーとスライド内の擦れる部分を研磨しても動きが渋く、ゆっくり最後まで引いて放すと、ハンマー・スプリングの力によってハンマーがスライド内部を上に押し、スライドストップがフリーになっているにも関わらず、スライドが止まったままになります。
そして他に気がついた点ですが、マルイの方はスライドを下げていくと2.5cmほど下げた位置でハンマーが起こされてフルコックされますが、KSCの方はほぼフルストロークの4cm弱まで下げないとコックされません。
これはスライド内側のハンマーと擦れる面の起伏の形状によるものなのですが、その事よりもKSCの方はその凸の高さがギリギリの高さで、スライドのセレーション部分を握って上側に引き上げた状態では、スライドをいっぱいに引き下げてもハンマーがコックされません。
※ 右手でグリップを握った画像を撮りたかったのですが、なんせ一人で撮影しているので……。
今回はここまでです。
続きは何時になるやら……。