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2017年09月03日

タナカ SIG SAUER P228をまた少しだけ触ってみました。


タナカのP228ですが、また一点気になる部分を見つけたので触りました。 (失敗?も含む)

マガジンキャッチを押すと5mmほどマガジンが下がった所で一旦 「カクッ!!」 と止まってから出てきます。マガジンに手を添えてゆっくりやるとそこで止まってしまうぐらいの感じでした。




そこで試行錯誤し 「バルブが少し後に飛び出ていてフレーム内に当たってるんじゃないか?」 という事でマガジン背部に定規を当ててスライドさせたところ、確かに出っぱっておりました。
そこでフレーム内部のバルブの当たる辺りを見ると擦れた痕跡あったので、その部分に少し溝を作ってみました。




「これで直ったはず!」 という事で組み立てて確認したところ変化なし……。
またスライドを外してマガジンを装着し、各部を見ていて原因を発見しました。




BB弾全弾が無くなった時には、BB弾を押し上げているマガジンフォロアーの一部 (画像の緑色部分) が、スライドストップにある突起部の下側に当たってスライドストップ全体を押し上げるのですが、その突起部を避けるためにマガジンのリップ部分の横には溝 (画像の黄色部分) が彫られています。

ところがP228のスライドストップには左右のガタがあり、奥側 (右側) に行った時にマガジンの溝の端 (画像の赤色部分) と突起部が微妙に噛み合って抜けなくなっていました。
しかしガタがある分、噛み合っていたスライドストップがマガジンの自重で外側 (左側) に押されて解除されます。その瞬間が 「カクッ!!」 だったのです。

スライドストップの突起部を1mm弱短くし、先端上部を少し斜めにすることですんなりと解決しました。








  

Posted by ウィリアム・アンドリュー・フィリップ・ボーディ at 12:01Comments(0)素材・工具・加工ガスガンタナカ/SIG P228