2016年09月15日
KSC P226 チョコっとだけのファースト・インプレッション
フォートレスさんで予約していたKSC P226が到着したので早速いじってみました。
開封後、まず「あれ?」っと思ったのはフレームのグリップ部全面のセレーションの幅がマルイよりも狭いことです。
今はP226はマルイのものしか持っておらず、またタナカのP228やP229も持っていたのですが随分昔のことで記憶にありません。
それと「マルイは外観がオモチャっぽいけど、KSCはリアル。」なんてことを聞きますが、私のマルイP226はフレームのパーティング・ラインを消して塗装済み (といってもマッチで使っていてハゲハゲ) であるためか、思ったほど差は感じられませんでした。
まぁ、隅々見比べていくとアレなんですが……。
さて、それらよりも大きな違いなのがトリガーを引いてハンマーが落ちた後のポジションです。
KSCのWebサイトでは 「ひびき打ち」 と記されていますが、実銃どおりトリガーを引いてハンマーが落ちた後にハーフコックの位置まで戻るようになってます。
具体的に書きますと、マルイの方は空打ちをするとハンマーが奥まで倒れるので「パシッ!」とした感触がありますがますが、KSCの場合は一旦奥まで倒れ、一瞬にしてハーフコック位置まで起き上がるので「ビヨヨ~ン」っとした感じがします。これはKSCのガスガンほどではありませんが、実銃でも同じ感じがした覚えがあります。
現在、BB弾を込めずに百発ほどガスのみで空打ちをしたので当たりが徐々に付いてきているのですが、それでもHW材の為か「ネタッ」というか「モッサリ」というか全体的に粘りを感じます。今まで使っていたマルイの方は各所に手を加えているのと、ABS製であることも手伝って作動がシャキッと早いので余計に感じるのかと思います。
購入前から気になっていたトリガーのキレですが、KSCのサイトでは「機関部の要所に焼結製パーツを採用し、トリガープルの粘りを解消しています。」とありましたがマルイ同様の掴みどころのないもので、引いて行ってどこでハンマーが落ちるのか分からない感じのものです。
ただ、マルイのP226の時に紹介した加工をした後のように、ハンマーが落ちた後のトリガートリップが殆ど無い設計になっていました。ハンマースプリングがもっと固いものなら少しはシャキッとするのかもしれませんが、強いものだとブローバックの妨げになるかと思います。
実物のホーググリップが付いてくるくのは嬉しいのですが、下の画像の人差指から水かき、親指にかけての赤い部分が太いと繊細なトリガーワークがしにくくなります。出来ればホーグのデブっちょグリップではなく、SIG純正のプラグリの方が個人的には有り難かった……。
そこでマルイのエルゴノミック・グリップが付かないか試してみたのですが、先ずは画像の突起部が邪魔で奥まで差し込めません。
それとこれは実銃をエルゴノミック・グリップに交換する時もなのですが、ハンマー・ストラットとメインスプリング・シートが干渉するためにそれ用のパーツに交換しなければなりません。
どなたかマルイの普通?のP226をお持ちの方!!
KSCの以前のSIG純正プラグリよりも実銃に近いマルイのグリップがポン付け出来るかお教え下さい!!